2012年 5月 4日(金)  
ソリハシシギ

昨日からの大雨が上がりました。野島は朝霧というか朝もやが発生
しています。

まるで、住宅が海に浮かんでいるように見えます。不思議な光景です。


朝もやの中、キアシシギたちの休憩所に何やら懐かしい顔がおりました。
この嘴は、ソリハシシギであります。


お腹が空いたのか、まだ潮が引かないうちのエサを探しに干潟に
下ります。水の中をジャブジャブ、ソリハシシギはこの状態でカニを
探しています。


なかなか動きが早く、この鳥はデジスコ泣かせの鳥です。


小さなカニを捕まえました。ソリハシシギのカニ取り技術はレベルが高く
とても上手です。


足が全て水に浸かっても、全然気にしません。


じっと水面の下を覗いています。「カニは居ないかな・・・」


太陽が出てきたので、とても色がよく出てきました。やはりきれいです。


だいぶ数が増えてきたキアシシギであります。キアシシギは人を嫌って
飛び立ちますが、あまり遠くには行きません。


こちらは、いつものメダイチドリとハマシギ。本日は8時少し前に干潟
に入ってきたようです。でも、干潟は潮干狩りの人でいっぱい。
居る場所が無くなり、8時25分には休憩場所に飛び去ってしまいました。


飛んできてすぐに始める水浴びであります。本日は、潮干狩りの人の
あまりの多さに恐れをなし、食事もそこそこに、休憩所に逃げ去りまし
た。ここがキアシシギやソリハシシギと違うところです。この差を理解
しないとハマシギとメダイチドリは見れません。


シギチ達は、ゴールデンウイーク前半は天気と潮が悪く、干潟を独占で
きました。しかし、今日から6日まで、潮干狩りの人に追われて、居場所
を探してうろうろするのでしょう。とてもかわいそう。
今頃は(10時30分)休憩所で、空き腹を抱えて寝ているのでしょうね。
それとも、嫌気がさして野島から抜けてしまったかも。

これで、いつも来ているメンバーで来ていないのはチュウシャクシギだけ
となりました。
野島水路の道路問題についてはここをクリックしてください。
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のらくら鳥見日記
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